バイアグラは飲んだことがある人もない人も、世界で初めて登場したED治療薬であることから知名度が高く多くの人が知っている薬ではないでしょうか?
ED治療薬はED(勃起不全)に悩む男性が服用することで、その症状を改善しセックスをスムーズに、そして楽しく行うことができる薬です。
病院に行ってED治療薬を医師に選んでもらう場合、バイアグラ、レビトラ、シアリス、またはバイアグラのジェネリックの中から選ぶことになります。
実際にはどれを飲んでいいのか分からない人も多くいる事でしょう。
そこでこの記事ではバイアグラに関する特徴、詳細、効果から副作用まで掘り下げた内容にしてみました。
ページ下部では、バイアグラのジェネリックも紹介しているので、実際にどれがいいのか迷っている方は最後までお付き合いくださいね。
バイアグラの特徴
日本でED治療薬が初めて取り扱われたのは1999年のこと。
これまでEDに悩む男性の間では「インポ」と言う名称で悩まされ、日本だけでなく世界中のインポ男性が解消法のない悩みに苦しんでいました。
しかしこの年に日本でもバイアグラと言う名称でEDを改善する夢の薬が取り扱われたことで、多くの男性がEDを解消できるようになります。
開発はアメリカの大手製薬会社「ファイザー社」が行い、今も販売されています。
世界初と言う安心感から、今でもバイアグラ以外は絶対に服用しないと心に誓う男性支持者も多く、根強い人気を誇っている薬です。
数多くあるED治療薬ですが、バイアグラは特に勃起力に定評があり、固さや効果の強さも申し分ありません。
さすがED治療薬の代表格と言えるでしょう。
一般的な医薬品の多くは白く丸型などとなっていますが、バイアグラはひし形の青色と特殊な形状になっています。
バイアグラは飲むだけでは勃起するわけではありません。
飲んだ後に一定時間を経過したら刺激を与える事で勃起を引き起こすサポートをするので、ここだけはき違えないようにしましょう。
バイアグラの用法・容量
バイアグラはアメリカで開発された医薬品になります。
海外の男性は日本人男性と比較して体つきが大きいため、薬の用量もアメリカンサイズになっています。
日本では25mgと50mgの2種類となっていますが、世界ではこの2種類の他に100mgの多いものが販売されています。
病院やクリニックで処方されるバイアグラは前者2つとなっているため、個人の用量に応じて開始容量を決めることができます。
しかし海外の通販サイトを利用することでこの100mgバイアグラも購入することができるようになっています。
100mgを購入しておくことで錠剤を半分にして服用すれば1錠で2回分使うことができるので非常にお得です。
バイアグラは比較的効果の強いED治療薬となるので、初めて服用する方は25mgから初めて効果が薄いなと感じる場合のみ50mgに増加するなど臨機応変で対応すると良いでしょう。
日本での推奨用量は50mgとなっており、1度服用したら24時間の間はあけなければいけません。
体内に成分がまだ残ったまま、再度服用すると過剰摂取による副作用に悩まされてしまう場合があります。
バイアグラの副作用
さて、肝心の副作用はないのか?ですが、バイアグラは効果が強いだけに副作用もあります。
基本的には血管が広がることで起こりうる、お酒を飲んだ時のような顔のほてりであったり、頭痛、鼻づまりなど軽度の症状が一般的です。
しかし中には重大な副作用が出てしまう場合もあるため注意しなければいけません。
また、バイアグラの効果が薄れるとともに、副作用も消えていきますが症状が改善されない場合には医師に相談しましょう。
バイアグラの副作用は次のようなものが挙げられています。
- 動悸
- 顔のほてり
- 胸の痛み
- めまい
- 頻脈
- 頭痛
- 胃の不快感
- 目の充血など
これ以外では重大な副作用も報告されているため合わせて確認してください。
- 持続勃起症
- 非動脈炎性前部虚血性神経症
持続勃起症は勃起が治まらなくなってしまう症状です。
バイアグラの効果は約4~6時間程度と言われていますので、これ以上の時間を経過しても勃起が治まらない場合には医師に相談しましょう。
非動脈炎性前部虚血性神経症に関しては、視神経に血液の普及がされなくなってしまい機能不全を起こす障害となります。
体に異変を感じる場合もすぐに医師に相談しましょう。
バイアグラの注意点
男性であればいつまでも若々しく、セックスを楽しみたいものです。
セックスを一度体験してしまった男性であればそれが20歳であっても60歳や70歳の高齢者であっても、気持ちは同じです。
そんな素晴らしいバイアグラですが、非常に残念な点もあります。
それが併用禁忌薬と注意薬が存在すること…。
EDだからバイアグラを飲んでセックスだ!と言った事は誰でもできるわけではありません。
持病を抱えていたり、今現在治療している疾患で別の薬を飲んでいる場合には、バイアグラとの相性が悪く持病への影響、副作用などを引き起こす可能性があるのため、紹介しておきます。
併用禁止
- 硝酸剤及びNO供与剤
- アミオダロン塩酸塩
- sGC刺激剤
これらはバイアグラと一緒に服用してしまうと降圧作用を増強させてしまい、低血圧による症状が身体に強く出てしまうため禁止です。
同じ理由からsGC刺激剤を使っている方もバイアグラは服用できません。
アミオダロン塩酸塩を服用している方に関してはアミオダロン塩酸塩のQTc延長作用を強めてしまう可能性があることから禁止されています。
併用注意
- チトクロームP450 3A4阻害薬
- 降圧剤
- α遮断剤
- カルペリチド
チトクロームP450 3A4阻害薬とバイアグラは飲み合わせが悪く、バイアグラの血漿中濃度が上がってしまい、最高血漿中濃度が増加してしまう場合があります。
降圧剤、カルペリチド、α遮断剤は自覚症状が出てしまうほどの低血圧を引き起こす危険があるため、使う場合には注意しなければいけません。
注意しろと言われても実際に薬剤師や医師でなければ分からないと思います。
そのような場合にはバイアグラを使う前に必ず医師に相談してから使うようにしましょう。
バイアグラ(先発薬)
セックスをするときにED治療薬を飲む場合、実は女性も何を飲んでいるのか!?を見ているんです。
人はみなブランド大好き、輝かしいものでもあります。
ファイザー社が展開する「バイアグラ」はいわば製薬会社のルイ・ヴィトン。
そんなバイアグラを服用しているのを見ることで女性は更に、かっこいい…。ジェネリックじゃないんだ…。なんて濡れ具合も半端じゃありません!
やはりED治療薬であってもブランド物にはこだわりましょう!
バイアグラのジェネリック医薬品
さて、そんな人気の高いバイアグラですが日本でもバイアグラのみジェネリック医薬品が許されています。
あすか製薬や大興製薬、キッセイ薬品工業などこぞってジェネリックを展開していますが、そもそも海外が先駆けて販売した薬ですので、当然海外の方がメジャーですし、上でもお話ししたように日本では購入できないバイアグラなども多数あります。
世界ではどのようなバイアグラが代表的なのか、3つほど紹介します。
バイスマ
バイスマはインドに本社のある製薬会社、レクメズが製造販売を行っている商品です。
バイアグラ同様に成分はシルデナフィルのみ、無駄なものは一切含まれません。
成分は50mgと100mgの2種類展開されており、錠剤はバイアグラと違い丸型、色は青色となります。
バイアグラを使った事のある男性であればわかるかと思いますが1シートに対し4錠入り込んでいますが、バイスマはシートに折り目が付いており、使う前から持ち運びや使いやすさの工夫が施されています。
またあえて丸型にしている特徴としては、日本にはひし形なとと言った薬がなく抵抗、飲みにくさがあるため考慮されているのではないでしょうか。
実はこういった事細かいのには理由があります。
バイスマを販売しているレクメズはインド現地で製造されている海外製ですが、製造段階で日本人が監修しています。
そんな理由から飲みやすさ、身体への馴染みやすさ、味など全ての面において色々な工夫がされています。
日本人が現地にいる事で衛生面でも安全性が保証されており、レクメズの手掛ける商品はクオリティーが高いことで有名です。
カマグラゴールド
カマグラゴールドは、アジャンタファーマ社が手掛けるバイアグラジェネリックです。
カマグラシリーズはこのゴールドの他にも早漏効果のあるスーパーカマグラやチュアブル錠のカマグラPOLOなど色々な製品があります。
中でも一番シンプルでかつバイアグラを意識して製造されたカマグラゴールドは一番人気ではないでしょうか。
アジャンタファーマもインドに本社を構えている製薬会社ですが、凄いのが日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDAに自社商品が17商品も承認されている点です。
海外では色々なバイアグラジェネリックを差し置いて、カマグラゴールドが1番人気となっている商品です。
ビゴラ
ビゴラは上記2つのジェネリックとは対照的に真っ赤な三角型の錠剤となっています。
成分はシルデナフィルなので、まったく同じ作用機序となりますが、用量が100mgしか用意されていません。
そのため小柄な日本人男性が使うのは少し効果が強く出過ぎてしまう場合があります。
一方でピルカッターなどを利用し綺麗に錠剤を半分にすることが出来れば、1錠で2回分楽しむことができるのでお得です。
バイアグラの比較
先発薬のバイアグラ、そして人気の3商品を紹介しましたが、実際はどれが良いのか迷ってしまうのではないでしょうか。
どれも同じ効果だからこそ、パッケージや飲みやすさの中で選ぶことが多くなってくると思います。
しかし絶対に外せないのは「価格」だと思いますので、どのような開きがあるのか紹介しましょう。
今日は海外の通販サイトでも有名な「お薬なび」を基準にお話しします。
まず先発薬バイアグラですが、これは日本で処方してもらった場合には、自由診療となっているため各クリニックなどで料金に違いがでます。
大半は1,500円~1,800円程度となっており、ここに診察代と場合によっては通院費が加算される為、高額になるでしょう。
1錠からの処方はなく4錠単位なので1回の処方で6,000円程度+診察料、処方箋代、通院費は考えておいた方が良いかも知れません。
これらの商品はお薬なびを使えば購入することができますので、下に比較した価格を載せておきます。
バイアグラ | バイスマ | カマグラゴールド | ビゴラ | |
---|---|---|---|---|
50mg | 5,380円~ | 1,700円~ | 1,840円~ | |
100mg | 5,780円~ | 1,750円~ | 1,840円~ | 1,980円~ |
1錠あたりの最安値 | 1,200円 | 315円 | 368円 | 396円 |
ご覧になっていただければわかるように、ジェネリックを選択する事で1/4程度でバイアグラのジェネリックを購入することができます。
今現在使っている人であれば通販サイトでジェネリックを選択することがいかにお得か分かりますね。
バイアグラまとめ
バイアグラの効果から特徴、そして海外では色々なジェネリックがあることをお話ししました。
用法用量をしっかり守って、服用していればEDを改善して快適な性ライフを送ることができます。
先発薬バイアグラがどうしても良い!と言う方であっても、クリニックで処方してもらうよりも通販サイトを利用した方がお得ですし、もしジェネリックを知らなかった方であればこの機会に変更してみるのも良いでしょう。