ステンドラ

ステンドラ

ステンドラと言ったED治療薬を聞いたことがあるでしょうか?

ここ日本ではED治療薬=「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」が主流であり、クリニックに通院している方であればこの中から選んでいることでしょう。

ステンドラはこれらのED治療薬を追って販売された「第4のED治療薬」として、ここ5年程度で急成長を遂げ、知名度を拡大させている期待の星とも言えます。

現在日本では残念なことに未承認となっているため、国内での処方は行われていません。
しかし海外通販サイトを利用し、現地から輸入代行を行ってくれるサイトを使えば今日にでもこの新しいステンドラを注文することも可能です。

期待に満ち溢れる、第4のED治療薬、ステンドラとは一体どんなものなのか、わかりやすく解説します。

ステンドラの特徴

ステンドラは有効成分にアバナフィルと言う成分を配合しています。
これまでのED治療薬は全てアメリカやドイツなど海外で製造され、その先発薬を輸入するのが日本でした。

しかしステンドラの開発を先駆けで行ったのが日本の製薬会社「田辺三菱製薬」となっています。
そこからアメリカのVIVUS社に製造販売権を譲渡し、2012年アメリカでステンドラとして販売開始され、販売されてから7年経過した今話題のED治療薬です。

従来のED治療薬では食事の影響を受けてしまったり、効果の持続時間や副作用など使い方に細心の注意を払わなければいけませんでした。

ですがアバナフィルの開発を先に行っていた企業が日本の製薬会社と言うこともあり、食事や即効性など、これまでのED治療薬全てを集結させた薬とも言えるでしょう。

確かな勃起力に加えて、レビトラにも勝る即効性は臨床試験で多くの男性が15分で効果を得られると発表されています。
持続時間は3時間程度と比較的短めですが、ここぞと言う時に飲んでおけばセックス中に効果が切れてしまうといった事はないでしょう。

ステンドラもこれまで販売されているED治療薬と同じで、あくまで勃起をサポートするための薬です。
飲んだからと言って勃起するようなものではないので、注意しましょう。

ステンドラの用法・容量

用量が100mg、200mgと2種類用意されており、他のED治療薬同様に個人に合わせて用量を調節する必要があります。
しかし1回で服用できる成分量が100mgとなっているため、用量を守って正しく服用しましょう。

より効果を得たいがために用量を増やしたところで主作用よりも副作用が強くなってしまいセックスどころではなくなってしまうと本末転倒です。

海外男性と比べて小柄な日本人であれば100mgで十分な効果が得られると思います。
また、65歳以上の高齢者と肝臓に疾患を抱えている場合には、100mgを半分にして用量を50mgと少なく始めましょう。

体への負担が大きく持病や副作用が強く出てしまう場合があります。
1度ステンドラを体内に入れ込んだ後は、24時間の間隔は必ず空けるようにしてください。

短時間で再度服用すると成分の過剰摂取により思わぬ副作用が生じる場合があると臨床試験で報告されています。

ステンドラの副作用

第4のED治療薬として今世界中の男性が注目するED治療薬。
世界で初めてバイアグラが登場したのが1998年のことなので、それから14年経過して販売されたステンドラは医学の進歩と共により素晴らしいED治療薬として登場しました。

しかし医薬品であり、血管拡張作用のあるED治療薬なので比較的起こりにくいとしても副作用は報告されています。
どのような副作用があるのか、以下で紹介します。

  • 動悸
  • 顔のほてり
  • 胸の痛み
  • めまい
  • 頻脈
  • 頭痛
  • 胃の不快感
  • 目の充血など

これ以外では重大な副作用も報告されているため合わせて確認してください。

  • 持続勃起症
  • 非動脈炎性前部虚血性神経症

持続勃起症は勃起が治まらなくなってしまう症状です。
服用後、4時間程度経過しても勃起が静まらない場合には医師に相談しましょう。

非動脈炎性前部虚血性神経症に関しては、視神経に血液の普及がされなくなってしまい機能不全を起こす障害となります。
体に異変を感じる場合もすぐに医師に相談しましょう。

ステンドラの注意点

ステンドラは血管拡張作用を持つ薬なので、飲み合わせに注意しなければいけません。
現在治療中の病気によって別の薬を服用している場合には、服用前に医師に相談するなど、あらかじめ対策しておきましょう。

ここではステンドラと併用が禁止されているものと注意すべき薬品を紹介します。

併用禁止

  • 硝酸剤及びNO供与剤
  • アミオダロン塩酸塩
  • sGC刺激剤

これらはステンドラと一緒に服用してしまうと降圧作用を増強させてしまい、低血圧による症状が身体に強く出てしまうため禁止です。
同じ理由からsGC刺激剤を使っている方もステンドラは服用できません。

アミオダロン塩酸塩を服用している方に関してはアミオダロン塩酸塩のQTc延長作用を強めてしまう可能性があることから禁止されています。

併用注意

  • チトクロームP450 3A4阻害薬
  • 降圧剤
  • α遮断剤
  • カルペリチド

チトクロームP450 3A4阻害薬とステンドラは飲み合わせが悪く、ステンドラの血漿中濃度が上がってしまい、最高血漿中濃度が増加してしまう場合があります。
降圧剤、カルペリチド、α遮断剤は自覚症状が出てしまうほどの低血圧を引き起こす危険があるため、使う場合には注意しなければいけません。

注意しろと言われても実際に薬剤師や医師でなければ分からないと思います。
そのような場合にはステンドラを使う前に必ず医師に相談してから使うようにしましょう。

ステンドラ(先発薬)

販売からまだ7年、日本で取り扱いのないステンドラ。

入手するためには海外の個人輸入代行サイトを使うことで購入することができ、ステンドラのジェネリックも多数存在しています。
まだステンドラを使ったことがない人は、ジェネリックを使ってみる前に新薬であるステンドラを使いたくなるのは当然ではないでしょうか。

日本ではED治療薬のジェネリックがバイアグラのみですが、実際ジェネリックがあるのにも関わらず、バイアグラを選択してしまうのはネームバリューを意識しているからでしょう。

販売開始前から研究を続け、臨床試験を行い、どのような効果があるのか明確になっている新薬であれば安心して使うことができるので、ステンドラに限らず新薬を選択するのも1つの手段と言えるでしょう。

ステンドラのジェネリック医薬品

ステンドラを紹介しましたが、ステンドラにはジェネリックも存在します。
少し医薬品事情に詳しい方であれば、ジェネリックがどのようにして製造されるかご存知かと思いますが、ジェネリックは新薬の販売後、約20年~25年の期間を経て販売されます。

これは新薬を販売するための研究費であったり試験で膨大なお金をかけて製造されるため「特許」として守られるためです。
しかしインドではこの特許が例外です。

インドはジェネリック大国と呼ばれており、世界で新薬が登場するとジェネリックを製造しても罰せられない特殊な薬事法で守られています。
新薬を製造した企業から問題になってしまうのでは?と思うかも知れません。

しかしアメリカ食品医薬品局であるFDAが貧しい貧困層たちを無償で治療する「国境なき医師団」たちが新薬ではとても補えない薬代をこのインドのジェネリックで補い、多くの命を救っているため、認めざるを得ない状態なのです。

つまりステンドラのジェネリックはインド制が主流となります。
ではステンドラジェネリックはどんなものがあるのでしょうか?

以下で2つほど代表的なステンドラジェネリックを紹介します。

ドラスマ

ドラスマはステンドラジェネリックの1つでインド・ジャイプールに製造工場を構えている製薬会社です。
取り扱う商品はバイアグラジェネリックであるバイスマやシアリスのジェネリック、シアスマ。
その他にも排卵誘発剤や性病治療薬など、多くの薬を世界に発信する企業です。

取り扱う医薬品全てがジェネリックと言う特徴から、新薬と同じ成分を持つ薬を最大限安く購入することができます。

安さを売りにするだけではありません。
インドに日本人監修者を置いていることで製造段階の衛生面や服用しやすいように改良を重ね、日本人がより馴染みやすいような工夫を行っています。

先発薬と違い、100mgのみの用量販売となるため開始容量を減らしたい、100mgでは強すぎると言う方は錠剤を割ってコントロールすると良いでしょう。

アバナ

アバナは早漏防止効果も合わせ持つスーパーアバナやトップアバナなどシリーズ化されているステンドラジェネリックです。
今日紹介するのはアバナフィルのみを含んだシンプルな商品となります。

錠剤は赤く三角形となっていますが、少し錠剤が大きい特徴があります。
大きく服用しづらい場合には錠剤を半分にすると小型化されて飲みやすくなるのでおすすめです。

成分量に関しては50mg・100mg・200mg用意されているため、自身に合った用量を選択すると良いでしょう。

サンライズレメディーズ社はインドから古く伝わる健康法、アーユルヴェーダを積極的に入れ込んでいる「健康」に対して意識の高い企業です。
その企業が展開するアバナは信頼性が高いと言うことで有名です。

ステンドラの比較

ステンドラは国内処方がされていないため購入するためには海外通販サイトが必須になります。
その中でどのステンドラを選ぶべきか非常に迷ってしまうことでしょう。
初めて使うとなるとやはり決め手は金額が大きくなると思われます。
そんな方に向けてステンドラ自体の価格、またそれに伴ってジェネリックの価格などを比較してみました。

成分量 / 商品名 ステンドラ ドラスマ アバナ
50mg 1,520円~
100mg 5,400円~ 1,800円~ 2,400円~
200mg 7,200円~ 4,950円~
1錠あたりの最安値 1,080円 315円 323円

やはりステンドラも他のED治療薬同様に、新薬は割高になる傾向にあります。
それに比べ同じ効果を持つドラスマやアバナは3割程度で購入することが可能となっています。

ステンドラまとめ

ステンドラにしてもステンドラジェネリックにしても、成分であるアバナフィルを含んだ治療薬は日本ではまだ承認されていない製品です。
そのため第4のED治療薬を試したいと言う方は通販サイトを利用することで購入することができます。

初めての方であれば先発薬を使ってみたい!と思うかも知れませんが、少々割高になり1錠1,000円程度かかるので、その点は留意しましょう。

反対にジェネリックでも効果が同じなので気にしないと言う方であればジェネリックがおすすめです。
どちらを使うにしても、第4のED治療薬であるステンドラは男性として1度試しておきたいものです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加