レビトラはバイアグラに次いで世界に2番目に発売された、即効性に優れたED治療薬です。
先に販売したバイアグラと比較すると知名度はそこまで高くありませんが、後に販売されたことを強みにバイアグラの欠点を補っている特徴があります。
その改良された効果から、2019年10月現在、製造が追いつかずに日本のクリニックで品薄状態が続いている人気の商品です。
レビトラは国内処方もされるED治療薬ではありますが、通販サイトを使っても購入することができます。
この記事はそんなレビトラの効果から注意点を隅々まで解説したページになっています。
レビトラの特徴
日本でも処方されるレビトラ。
最大の特徴は何と言っても即効性の早さ、そして他のED治療薬よりも食事に影響されない点が魅力です。
例えば代表的なバイアグラ、シアリスと比較してみましょう。
バイアグラは個人差があるものの効果が出始めるまでに60分、シアリスであれば180分程度で最大血中濃度に達し、効果を発揮します。
しかしレビトラは最短20分程度と効き目が早く、急なセックスにも対応できる特徴があります。
また食事の影響を受けにくいため、ディナーを楽しんでまずは雰囲気を作ってからセックスに持ち込むまでの過程でも問題なく使うことができます。
その人気の高さから偽物を取り扱う通販サイト、中にはクリニックがあると言う口コミまで目にしたことがあります。
見分けるポイントとしては、錠剤にBAYERの文字、後ろには容量が記載されていますが、「50」などの数字が記載されている場合には偽物だと確信を持つことができます。
レビトラは最大用量20mgとなっているので、確認してみると良いでしょう。
レビトラもバイアグラなど他のED治療薬同様に、服用しただけで勃起を引き起こす、また性欲が向上するような媚薬ではありません。
あくまでも服用後に性的刺激を感じて確かな勃起を手に入れるためのサポートとなりますので、間違えないようにしましょう。
レビトラの用法・容量
レビトラの用量は5mg、10mg、20mgと3種類あります。
国内での処方、通販サイトでの購入ともに三種類購入することができるため、自分に合った用量を選択する事ができるようになっています。
日本は海外の男性と比較すると体格が小さく小柄なので10mgで十分な効果を得ることができるかと思います。
推奨用量は10mgとなっているので、レビトラの服用に慣れていない方は、開始容量を10mgにして、効果の効き目が弱い場合のみ20mgに増量しましょう。
ただし65歳以上の高齢者と肝臓に障害を抱えている方のみ開始容量を5mgからにする必要があります。
1度レビトラを服用したら、24時間の間隔を必ず空けるようにしましょう。
体内に成分がまだ残ったまま、再度服用すると過剰摂取による副作用に悩まされてしまう場合があります。
レビトラの副作用
レビトラは確かな効果の確実性と、即効性がずば抜けて良いことから多くの男性に支持されるED治療薬です。
しかし副作用も伴う場合があるため、把握しておきましょう。
基本的にED治療薬の作用機序は血管を拡張し血流を良好にする働きがあります。
そのためレビトラも血流が良くなることで動悸やほてりなどの症状が生じます。
- 動悸
- 顔のほてり
- 胸の痛み
- めまい
- 頻脈
- 頭痛
- 胃の不快感
- 目の充血など
これ以外では重大な副作用も報告されているため合わせて確認してください。
- 持続勃起症
- 非動脈炎性前部虚血性神経症
持続勃起症は勃起が治まらなくなってしまう症状です。
レビトラの効果時間は用量によって異なるものの、5~10時間となっておりあくまで刺激を与えて勃起を助長させます。
勃起した状態が治まらないまま4時間以上治まらない場合には、医師に相談しましょう。
非動脈炎性前部虚血性神経症に関しては、視神経に血液の普及がされなくなってしまい機能不全を起こす障害となります。
体に異変を感じる場合もすぐに医師に相談しましょう。
レビトラの注意点
バイアグラを改良したとまで言われるレビトラ、
その欠点のなさから、現在も品薄状態が続き製造が間に合っていないことを考えると素晴らしいED治療薬とくみ取ることができるのではないでしょうか。
しかし服用するにあたって注意すべき点があります。
薬には飲みあわせによって重大な副作用や持病などに影響を及ぼしてしまう併用が禁止、または注意しなければならない薬があります。
ここではその紹介をしましょう。
併用禁止
- 硝酸剤及びNO供与剤
- アミオダロン塩酸塩
- sGC刺激剤
これらはレビトラと一緒に服用してしまうと降圧作用を増強させてしまい、低血圧による症状が身体に強く出てしまうため禁止です。
同じ理由からsGC刺激剤を使っている方もレビトラは服用できません。
アミオダロン塩酸塩を服用している方に関してはアミオダロン塩酸塩のQTc延長作用を強めてしまう可能性があることから禁止されています。
併用注意
- チトクロームP450 3A4阻害薬
- 降圧剤
- α遮断剤
- カルペリチド
チトクロームP450 3A4阻害薬とレビトラは飲み合わせが悪く、レビトラの血漿中濃度が上がってしまい、最高血漿中濃度が増加してしまう場合があります。
降圧剤、カルペリチド、α遮断剤は自覚症状が出てしまうほどの低血圧を引き起こす危険があるため、使う場合には注意しなければいけません。
注意しろと言われても実際に薬剤師や医師でなければ分からないと思います。
そのような場合にはレビトラを使う前に必ず医師に相談してから使うようにしましょう。
レビトラ(先発薬)
レビトラはED治療薬の中でも、2番目に登場に先に販売したバイアグラを改良したと言っても過言ではありません。
世界では多くのレビトラジェネリックが展開されている中で、日本だけでなく販売元のバイエル社自体の製造が間に合っていないところを見ると、それだけレビトラに対しての安心感、安定感があることがうかがえます。
ジェネリックは安く購入することができて、成分が同じと言えどやはり先に発売した「新薬」としての魅力は、何にも代えられないものがあります。
価格は確かに高額になり、1錠約2,000円ほどとなっていますが、「レビトラ」の名を語れるのはバイエル社のバルデナフィルのみです。
レビトラのジェネリック医薬品
ここまでレビトラの効果など情報をまとめてみましたが、魅力がたくさん詰まったED治療薬であることは理解していただけたかと思います。
そんな素晴らしいレビトラ、日本ではジェネリックの取り扱いがないことで品薄になっており、レビトラを選びたくてもなければ選ぶことができません。
そんな理由からクリニックでもバイアグラやシアリスなどをおススメしてくるようですが、レビトラを使う人はレビトラの使い勝手だからこそ、特別な思いを抱いているのではないでしょうか?
世界的に見ればレビトラのジェネリック普及率は高く、世界各国でレビトラジェネリックが流通しています。
日本では海外通販サイトを使えば色々なレビトラジェネリックを購入することができるので、今日は3つほど紹介します。
レビスマ
レビスマはバイスマやシアスマなど多彩なED治療薬のジェネリックを展開するレクメズ社のレビトラジェネリックです。
レクメズ社はインドの製薬会社となっており、全ての商品がジェネリックと言うこともあるので、ジェネリックに対するクオリティーは高いと言って良いでしょう。
例えば先発薬レビトラのシートは1シートに4錠入っており、全てが1シートにまとまっています。
一方でレビスマは折り目がついており、使ったらゴミは捨てられ、コンパクトに収納ができるようになっています。
このようなことから持ち運びもしやすく、表記も日本語で書いてくれるなど安心感を与えてくれる製品です。
レビトラは5mgもありますが、レビスマの場合には10mgと20mgの2種類になります。
5mgから始めたいと言う方はピルカッターなどを使えば錠剤を半分にすることができるので個人で調整すると経済的です。
このように服用者のことを考えた構造になっているのには理由があります。
それはインド現地に日本人監修者を構えていること。
日本人監修者が常に滞在して製造に携わっていることで、日本人が使いやすい、馴染みやすい、と思ってくれるよう日々思考し製造にあたっていることから人気のあるレビトラジェネリックの1つです。
バリフ
続いてはバリフ。
バリフはバイアグラジェネリックでも有名な「カマグラシリーズ」を展開しているアジャンタファーマ社が取り扱うレビトラジェネリックです。
バイアグラジェネリックで世界中から信用を勝ち取ったアジャンタファーマは、アメリカのFDAにも自社商品が17商品承認される高精度なジェネリックのみを販売しています。
錠剤も丸く黄色に仕上げており、見た目から先発薬レビトラを思わせるような、そんな風貌からレビトラ愛用者がバリフに変更することも珍しくありません。
用量が20mgのみの販売となっているため、レビスマ同様にピルカッターでカットし、用量を調整する必要があります。
ビタラ
最後にビタラを紹介しましょう。
ビタラはレビトラ同様バルデナフィルを配合したED治療薬なので効果は勿論同じですが、なんといってもパッケージが印象的です。
黒い箱に青い炎は、先発薬レビトラのように、マッチにすぐ火が付くこと=即効性があることを連想させるように、ビタラも炎が書かれており効き目の早さを全面的に押し出しているように思えます。
そのことから20mgのみとなっており、より効果を強く感じることができる商品でしょう。
ただしバリフ同様に20mgは推奨されない方もいるので、個人に合わせて用量を調節するようにしましょう。
レビトラの比較
レビトラのジェネリックを3商品紹介させていただきました。
実際にはどれも日本で取り扱いがないものばかりなので、聞いたこともない方も多くどれにすればよいのか、やはり最終的には先発薬なのか?悩んでしまうかと思います。
そうなってくると見た目、安全性は勿論ですが、金額で選ぶことも重要視する1つになってくるかと思います。
どのジェネリックを選んでも全てレビトラと同じバルデナフィルが配合されているので、効果に違いはありません。
更に何度もお話ししたように現在レビトラは入手困難であり、1錠あたりも決して安いとは言えません。
そこで大事となる価格の違いをまとめてみましたので、参考になればと思います。
レビトラ | レビスマ | バリフ | ビタラ | |
---|---|---|---|---|
10mg | 5,350円~ | 1,700円~ | ||
20mg | 5,750円~ | 1,750円~ | 1,900円 | 1,900円 |
1錠あたりの最安値 | 1,217円 | 315円 | 152円 | 152円 |
このように比較してみるとレビトラとジェネリックの間には大きな金額の違いがあり、約6割ほど抑えて購入することができます。
仮にレビトラを選択するにしても、クリニックの場合には診察や処方箋代、お住いの場所によっては交通費や駐車場代なども必要になってきます。
それに加えて「自由診療」となるため保険も効かず全額自費になってしまいます。
そのことを考えるとレビトラを選択する場合にも通販サイトを利用した方がこのような問題に直面することなく医療費を抑えることができます。
レビトラまとめ
レビトラがどのような効果を発揮するのか、副作用から注意点をまとめました。
現在レビトラは医療機関で品薄状態が続いており、購入したくてもできない人が日本で続出している人気の商品です。
海外通販サイトを使うことで、現地から直接輸入することができるため、診察や通院など面倒な手間を省いてレビトラを入手することができます。
世界では数多くあるレビトラジェネリックを知らなかった、そんな方はこの機会にジェネリックへ移行してみても良いでしょう。